歯のホワイトニング(光触媒)

光触媒とは?

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光触媒の仕組み(活性酸素の発生)

光が当った酸化チタンの表面部分では、「自由に働き回り別の物質にくっつきたい電子(伝導体電子)」と、その電子が抜けて「別の物質から電子を欲する穴(正孔)」が発生する。ここでは電子が動きやすい不安定な状態になっている。
周囲の水や酸素を構成するイオンと酸化チタンの間で電子の移動が起こり活性酸素が発生する。
【正孔(h+)】水酸化イオン(oh-)から電子が正孔に移動し、-OH(ヒドロキシラジカル:電子を核から奪い取る強い性質を持つ)が発生する。
【伝導体電子(-)】酸素イオン(O2)に電子が移動し、 O2-(スーパーオキシド:電子を他に与える比較的強い性質を持つ)が発生する。
ジェルの効果

 

活性酸素は有機物の構成原子に対して電子を奪ったり与える性質を持つ。その電子のやり取りが起こることで有機物の各原子間の結合力が弱まり分解されていく。有機物をピラミッドと仮定すると原子は大きな石であり、電子